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妊娠中は何を避けるべきか

妊娠中の身体は、いつもよりもデリケートなので、普段の過ごし方を見直す必要があります。特に病気や歯周病、タバコ、アルコールには要注意です。妊娠中に避けるべき行為について、ご紹介します。

病気の予防

妊娠中は免疫力が低下するため、感染症などの病気には、十分に気をつけなければいけません。病気の種類によっては妊婦だけではなく、お腹の赤ちゃんにも症状が出るケースがあります。

特に免疫力低下による感染症のリスクが高いので、マスクや手洗い、うがいを徹底しましょう。

特に寒い時期には、インフルエンザの感染力が高まりますので、予防接種も受けておくと良いでしょう。

また、歯周病にも注意です。妊娠中のホルモンバランスの変化により、唾液の分泌量が減ります。唾液には自浄作用があるため、分泌量が低下すると口腔内を清潔に保つのが難しくなり、歯周病にかかりやすくなるのです。

妊婦が歯周病にかかると、切迫早産や胎児発育不全の発症が懸念されるという発表もあります。妊娠中は特に、虫歯や歯周病のチェックを怠らずに、検診や治療、セルフケアを心がけましょう。

薬の服用にも気をつけよう

妊娠中に少しでも体に不調を感じると、不安から薬の服用を考えてしまうかもしれませんが、妊娠中だからこそ、薬の服用には気をつけなければいけません。

例えば、風邪薬や便秘薬であっても胎児に影響を及ぼしてしまうかもしれないからです。必ず、医師の診断のもとでの処方薬を服用するようにしましょう。

激しい運動は避ける

妊娠初期はホルモンバランスの乱れや体の変化により、体調が不安定です。そんな時に激しい運動をすると、胎児に悪影響を及ぼすリスクが高まってしまいます。

ゆっくりしたペースで行うウォーキングやストレッチ、マタニティヨガなどは、気分転換やリラックスに効果的ですが、体に負担がかかる運動は禁物です。また、お腹を圧迫したり、腰に負担を与えるような行動も控えるべきです。

タバコや飲酒も控える

妊娠中の喫煙は、タバコのニコチンにより血管収縮を促進され、子宮の血流が悪くなると、胎児に必要な栄養や酸素が届きにくくなり、早産や流産などのリスクが高まります。

さらに、タバコの煙に含まれる一酸化炭素の影響により、同居人がタバコを吸っている場合でも、煙を吸い込むことで胎児の発育を阻害する恐れもあります。

タバコと同様に、お酒などのアルコールも胎児の発育を阻害するため、禁酒しましょう。妊娠中にお酒を飲むと、アルコールが血液を通して胎児に届けられて、継続的な飲酒の場合、「胎児性アルコール症候群」を発症する恐れがあります。

胎児性アルコール症候群は、赤ちゃんの体の発育の阻害や精神面の乱れを引き起こす恐ろしい病気です。

まとめ

妊娠中の中でも、特に妊娠初期は体調が不安定で感染症や病気のリスクが高まります。さらに、毎日の食事や習慣によって胎児の発育や成長にも影響を及ぼしてしまうので、十分に注意しましょう。

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