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出産、と聞くとどうしても「痛そう…」「怖い」というネガティブなイメージを抱いてしまう方もいます。しかし、自然分娩でありながらもリラックスした状態で穏やかな出産ができるとなるとどうでしょうか?今注目を集めている「ソフロロジー分娩」ではそんなお産が可能かもしれません。
特徴やメリット・デメリットを詳しくご紹介いたします。
自然分娩の1つでありながら、一般的に「痛い」「苦しい」というマイナスなイメージを持たれがちな分娩を、「怖くない」「出産が待ち遠しい」という前向きな気持ちにさせてくれるのがソフロロジー分娩です。
具体的には、妊娠中から「イメージトレーニング」「エクササイズ」「呼吸法」の3つを中心に行います。
リラックスした状態で分娩に臨むために重要なのがイメージトレーニングです。専用のCDを繰り返し聞き、生まれてくる赤ちゃんへの愛情を深めます。
自然な緊張とリラックスができるよう、ヨガの動きを参考にしたエクササイズを繰り返します。このおかげで、出産時には余計な力みがなくなるなどのメリットがうまれます。また、会陰裂傷が起こりづらくなるため、産後の回復が早くなる傾向にあります。
鼻からゆっくりと長く、深い呼吸を繰り返すことで陣痛の痛みを和らげます。また、出産時に余計な力が入りにくくなるため、産道を通っている赤ちゃんにもたっぷりと酸素を送り続けられるので、健康な赤ちゃんが産まれやすくなります。
上記のようなトレーニングを繰り返すことで、心身をリラックス状態に導き、「痛そう」「怖そう」と言った分娩へのネガティブなイメージや漠然とした不安を緩和できます。
それだけではなく、逆に「陣痛は赤ちゃんに会うため必要なエネルギー」と意識がかわり、陣痛の痛みも前向きに捉えられるようになるでしょう。また実際に、リラックスして体を緩めることで陣痛の痛みも緩和されるようです。
呼吸法を用いてリラックスした状態で出産に臨むことで、赤ちゃんに十分な酸素を送れます。きちんと酸素を送ることができれば、赤ちゃんも元気で健康的に産まれやすくなるのです。
出産が痛い、怖いと思い緊張状態になってしまうと思わず体に力が入ってしまい、体力を余分に消耗してしまいます。それだけではなく、力が入りすぎることで会陰裂傷が起こり産後の回復が遅れてしまう恐れもあります。ソフロロジー分娩でリラックス状態で出産すると、産後の回復が早く心に余裕も生まれるので育児にも積極的に取り組めるようにもなります。
ソフロロジー分娩は基本的に何かを摂取するということはなく、イメージトレーニングや呼吸法を実践していくので体への影響は少なくデメリットも特にないといわれています。
ただ強いていえば下記のようなデメリットは挙げられます。
妊娠中、真面目にソフロロジー式のトレーニングに取り組んでいても、中には出産時、効果が表れず、陣痛などで強い痛みを感じてしまう方もいるようです。これは特に初めての経験でパニック状態になってしまう初産の方に多く見られます。ソフロロジー式に理解が深く、ソフロロジー分娩に慣れている医院を選ぶことで出産に臨みやすくなるでしょう。
イメージトレーニングをしたり、ヨガの哲学を用いたエクササイズを行うため、それらが苦手という方には精神的な苦痛が生じてしまうかもしれません。事前に、母親学級などでソフロロジー教室を受講し、自分に向いているかどうかを確認してください。