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子宮頸がんワクチンのメリットやリスク、妊活に関係する理由などについて説明しています。子宮頸がんワクチンについて調べている方はぜひ参考にしてください。
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因とされているヒトパピローマウィウィルス(HPV)の感染を防ぐためのワクチンです。子宮頸がんは、主に性交渉によって感染するHPVというウィルスが原因であるため、感染予防につながるワクチン接種が有効です。HPVはありふれたウィルスあり、性交渉の経験がある女性なら誰でもかかるリスクがあります。
また、子宮頸がんの中には検診でも見つかりにくいがんもあるので、なるべくウィルスに感染する前にワクチン接種を行うことが重要です。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、今まで積極的な接種勧奨を差し控えとなっていましたが、令和3年11月から個別勧奨が再開されています。
参照元:横浜市公式HP(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/yobosesshu/hpv.html)
子宮頸がんワクチンの接種を行うと、どのようなメリットやリスクがあるのか気になるものです。この章では、子宮頸がんワクチンの接種を行うことによるメリットやリスクについて紹介します。
子宮頸がん予防ワクチンの2価と4価は、子宮頸がんを起こしやすいタイプと言えるヒトパピローマウィルスである16型・18型の感染予防に有効です。
また9価ワクチンは、16型と18型だけではなく、他の5種類のヒトパピローマウィルスの感染予防にも有効だとされています。
接種後に多くの方に見られる一般的な反応として、接種部位の腫れや痛み、赤みなどが挙げられます。特に、痛みや緊張により迷走神経反射が起こり、失神するケースもあります。このような反応が見られるワクチンですので、接種後の体調変化に注意を払い、必要に応じて適切な対応を取ることが大切です。
接種した後、少なくとも30分は背もたれのあるイスやソファに座ったまま様子をみてください。前側に倒れてしまうケースもあるため、十分注意しなければなりません。
休憩中、気分が優れない場合は、ソファに横になり、近くにいるスタッフへ声をかけましょう。
※迷走神経反射…迷走神経は血管や心臓の働きをコントロールしている神経の1つ。自律神経の1種である迷走神経が反射的に興奮すると、血圧や心拍数が低下し、めまいやふらつき、一過性の失神が見られる場合があります。
子宮頸がんワクチンは不妊に関与しないと、日本産婦人科学会は、以下の見解を発表しています。
以上のことから、子宮頸がんワクチンを接種したからといって、不妊や特定の疾患を引き起こす可能性はほとんどありません。
子宮頸がんワクチンは、妊娠中に接種するのは避ける必要があります。すべての接種が完了しないうちに妊娠した場合は、出産後まで延期する必要があります。残りの接種は主治医と相談しながら産後に行いましょう
放置すればがんになる可能性のある前がん状態にある方が進行を防ぐため、子宮頸部の切除を行うと、切除範囲によっては性交後の精子子宮内上昇が困難になるおそれがあります。頚管粘液の分泌も低下しやすくなるため自然妊娠が難しくなるのです。
この章では、接種方法や回数、費用、対象年齢を過ぎてからも接種できるのか紹介しています。
積極的勧奨が差し控えられている間に、定期接種の期間が過ぎてしまった方の接種機会を確保するため、定期接種の対象年齢を超えて接種を行うことをキャッチアップ接種と言います。
対象となっているのは、平成9年~平成18年度生まれ(誕生日:1997年4月2日~2007年4月1日)の女性で、これまでに計3回HPVワクチンの接種を受けていない方です。
| ワクチンの種類 | 特徴 | 接種回数 | 接種間隔 | |
|---|---|---|---|---|
| 対象年齢 | 回数 | |||
シルガード9 (9価) |
子宮頸がんの主な原因となるHPV-16型と18型に加え、原因となる5種類の型(31型・33型・45型・52型・58型)。その他、尖形コンジローマという病気の原因となるHPV-6型と11型の計9つの型に対するワクチン | 初回接種時 15歳未満 |
2回 |
初回接種の6か月後に追加接種 |
初回接種時 15歳以上 |
3回 | 初回接種の2か月後と6か月後に追加接種 | ||
ガーダシル (4価) |
HPV-16型と18型にプラスし、HPV-6型と11型の計4つの型に対するワクチン | 全年齢共通 | 3回 | 初回接種の2か月後と6か月後に追加接種 |
サーバリックス (2価) |
HPV-16型と18型に対するワクチン | 全年齢共通 | 3回 | 初回接種の1か月後と6か月後に追加接種 |
横浜市に在住の場合、市内にある予防接種協力医療機関で接種を行えます。
通年
※接種日時は、医療機関によって異なります。また、予約をしなければならないケースもあるため、予防接種協力医療機関にお問い合わせください。
無料
あらかじめ、ワクチン接種の予約をした医療期間で医師と面談を行います。もし、他のワクチン接種の予定がある方は、このタイミングで伝えておきましょう。
まず接種する部位のアルコール消毒を行ってから、筋肉注射をします。座った状態で接種を行うことが多いですが、横になったままでも可能です。慣れていない方や不安な方は、医師に相談するようにしましょう。
接種部位は清潔に保つよう心がけ、もんだり強くこすったりしないようにしてください。
定期接種の対象者の中には、HPVワクチンを公費で受ける機会を逃してしまった方もいます。このような方へ、公平に接種する機会を確保する観点から、対象年齢である小学校6年~高校1年相当をこえて、公費で接種する機会を提供しています。
ワクチンの接種効果は16歳までが高いとされていますが、それ以上の年齢でも接種を実施することで、ある程度の有効性があると国内外の研究で示されています。
接種が原因と証明されていなくても、接種後に起こった健康状態の異常について報告があった場合、ワクチンに関する専門家の会議で、一定期間に報告された症状をもとに、ワクチンの安全性を継続して確認が行われています。
非常にまれですが、予防接種を受けた後に重い健康被害が見られる方もいます。HPVワクチンに限らず、日本で承認されているすべてのワクチンについて、接種によって、治療しなければならなかったり、生活に支障をきたす障害が残ったりするなどの健康被害が発生した場合は、 法律に基づく救済が受けられるのが特徴です。
予防接種が原因の健康被害についての相談は、お住まいの地域の役所へご確認ください。