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妊娠が判明した後、多くの妊婦さんやご家族が抱く大きな楽しみのひとつが「赤ちゃんの性別」です。「男の子かな?女の子かな?」と想像を巡らせ、早く知りたいと願う方も多いでしょう。
ここでは、赤ちゃんの性別がわかる時期の目安や、性別判定に使われる方法、男の子と女の子で時期が異なる理由について解説します。
赤ちゃんの性別は、実は受精の瞬間にすでに決まっています。
しかし、受精時に決まった性別が、超音波検査などで外から確認できるようになるには、妊娠が進行し、外性器が形成されるまで待つ必要があります。
性別が超音波検査で確認できる時期には個人差がありますが、一般的には以下の時期を目安とされています。
外性器の形成が始まる時期ですが、男の子か女の子かの区別は難しく、確実な判断はできません。あくまで推測の域を出ません。
外性器がより発達し、性別が確認しやすくなる時期です。赤ちゃんの向きや体勢が良ければ、この頃から性別が判明し始めるケースが増えます。
この時期になると、外性器がほぼ完全に発達し、定期的な妊婦健診で正確に判定できる可能性が高くなります。医師から「性別は確定的」と伝えられることが多い時期です。
男の子と女の子では、外性器の形がエコーに映りやすいかどうかに違いがあるため、性別がわかる時期に差が出ることが一般的です。
妊娠14~15週頃に判明することが多いです。男の子の外性器は突起状に形成されるため、エコー画像上で比較的見分けやすく、女の子よりも早い時期に性別が確認できる傾向があります。
妊娠17~18週頃に判明することが多いです。女の子の外性器は割れ目(木の葉のような形)として確認されます。男の子の突起に比べて確認しにくく、また、へその緒や手足などで隠れやすい位置にあるため、男の子より時期が遅くなる傾向があります。
赤ちゃんの性別を判定する方法はいくつかありますが、妊婦健診で一般的に行われるのは「超音波検査(エコー検査)」です。
定期的な妊婦健診で、赤ちゃんの成長具合や健康状態を確認する際に、偶然性器の部分が映ることで性別がわかります。性別判定は、健診の付加的な情報として得られます。
赤ちゃんが横を向いていたり、手や脚、へその緒で性器が隠れている場合、性別の確認は難しく、次回の健診で再確認となることがあります。医療機器の向上により精度は高いものの、外性器の発達状況や角度によっては、ごく稀に性別を誤認するケースも存在しますので理解しておきましょう。
以下の検査は、性別判定を主目的として行われるものではありませんが、検査結果として高確率で性別を知ることができます。これらの検査は、性別を知りたいという目的のみで行われることはほぼなく、母体や胎児にリスクを伴うものもあるため、医師が必要と判断した場合に実施されます。
| 検査名 | 実施時期の目安 | 目的 |
|---|---|---|
| NIPT(新型出生前診断) | 妊娠早期 | 胎児の染色体異常(ダウン症など)を早期に確認する |
| 羊水検査 | 妊娠15~18週頃 | 胎児の染色体異常や遺伝子疾患を確定診断する |
| 絨毛検査 | 妊娠10~13週頃 | 胎児の染色体異常や遺伝子疾患を確定診断する |
赤ちゃんの性別がわかるのは、早くても妊娠中期(14週〜18週頃)が目安となります。そのためには、向きや体勢といった赤ちゃんの協力も必要不可欠です。焦らず、次の健診を楽しみに待ちながら、赤ちゃんの健やかな成長を見守りましょう。性別を知ることも、妊娠期間中の大きな喜びの一つとなるはずです。